知ること。それは、生きること。

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台風19号が去った今、復旧を阻むものとは?

先日、日本に上陸し、多くの被害をもたらした台風19号。

 

連日のニュースでその爪痕の深さは多くの人が知っていることだろう。

 

 

被害

 過去最大級と呼ばれ、上陸する前から懸念されていた、今回の台風19号

東北地方や関東地方で多くの被害を出した。

また、多くの河川の多くの場所で、堤防が決壊。

民家や、道路が水に浸かってしまった。

 

死者や行方不明者も多く、その数は現時点でも70人を超えている。

 

開催が予定されていたイベントも多く中止されたようだ。

 

この画像をニュース等で見たことがある方も多いのではないだろうか。

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水に浸かった新幹線

https://mainichi.jp/articles/20191016/k00/00m/040/210000c

浸かっているのは、新幹線。

北陸新幹線のすべての車両のうち3分の1にあたる10編成(120両)(1編成12両)が水に浸かった。

専門家によると「機器をすべて交換するのは難しい。廃車になる可能性が高い」という。

損害額は約300億円に上るという。

 

家屋の浸水

上記にも述べたように、多くの河川で多くの堤防が決壊し、民家が浸水している。

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決壊した堤防

https://www.nhk.or.jp/politics/articles/lastweek/24400.html

 先日、台風15号の影響で千葉県が多くの被害を受けたことも記憶に新しい。

everyday-news.hatenablog.com

千葉県は主に大雨と強風で屋根が飛ばされた家があったが、今回はより大きい被害だったと言えるのではないだろうか。

被害に大きいも小さいもないと言われればその通りなのだが、家の1階部分が丸ごと水に浸かるような水が街に流れ込んだ。

 

復旧作業

連日のようにニュースで放送されているのは、家の片付けをする様子や、救出活動中の自衛隊員などだが、これらの作業を阻むものが多くあるということをご存知だろうか。

 

断水

被災地域では、未だ約10万戸が断水しているという。

 

ある地域では、自衛隊給水車を要請したが、県が災害派遣の要請をしていなかったために、水を配ることなく引き返したという。

災害時こそ、柔軟な対応が求められる。

 

冷え込み

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ヤフー天気より

季節は10月も中ごろ。そろそろ衣替えをするような季節。北部の地域では気温もぐっと下がるのではないだろうか。

そんな中での避難所生活。

現状を見ると避難所生活がすぐ終わるとは考えにくい。

避難所生活というのは、すごくストレスになるそうだ。

 

外での災害ごみの処理もこれからどんどん寒くなる中での作業になるだろう。

家や街に流れ込んだ土砂は今は泥だが、時間が経ち、水が乾くと硬くなり、一層処理が難しくなる。

 

災害ごみ

災害ごみの量も問題になっている。

その量は、西日本豪雨を超える数百万トンと推定されている。

完全に処理するまでに2年以上かかるとも言われている。

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持ち込まれた多くのゴミやガレキ

https://www.sankei.com/affairs/news/191015/afr1910150077-n1.html

仮置場にはもう置けないほどのごみの山。

家から運び出したとしても、持って行く先がないのは、困ったものである。