革命家ゆたぼん。「学校へ行かない」賛否
「ゆたぼん」という小学生ユーチューバーをご存知だろうか。
彼は、少年革命家と名乗っており「不登校の自由」を主張している。
そんな彼と、彼の家族の主張に賛否が巻き起こっている。
少年革命家ユーチューバー
ゆたぼん氏は、沖縄県に住む小学生のユーチューバー。
2008年生まれで、五人兄弟の長男。
大阪で生まれるが、2018年に家族で沖縄へ移住。
主張
「不登校は自由」
「学校には行きたい時にだけ行く」
「学校に行く権利はあるけど、義務はない」
と発言しており、ゆたぼん氏自身も不登校である。
「ロボットになりたくない」
彼の父親も
過去
ゆたぼん氏は過去に担任の教師とトラブルがあったことを明かしている。
当時担任だった教師が、宿題をしてこなかったゆたぼん氏を叩く。
話し合いが行われたそうだが、担任は叩いていないと主張。
ゆたぼん氏は「嘘をつかれたから、行きたくなくなった」と述べている。
また「親や先生の言うことを聞く友達がロボットに見えた」とも述べている。
この頃から不登校になった。
そして不登校になって約1年が経つ、2018年に沖縄県に家族で移住。
大論争
ゆたぼん氏のこの主張と、彼の親に賛否の意見が多く挙がっている。
この論争はYouTubeを飛び出し、あらゆる人が意見を述べている。
賛成
脳科学者の茂木健一郎氏
「学校に行かなくても、学ぶことは無限にできる」「学校で身につく社会性が全てではない」と、ゆたぼん氏の意見を肯定している。
野球選手のダルビッシュ氏
Twitterで「自分の好きなように生きればいいよね」と応援している。
実業家の堀江貴文氏
「勉強が嫌いなら、しなくていい」「掛け算は計算機があるからできるようになる必要はない」と発言している。
女優の須藤理彩氏
自身の家族の経験談を基に「不登校に理由があれば、それはいいと思う。それぞれの選択」と同意したが「自由でいられるのは誰かが、やりたくないことでもやっているからだと教えることが親の務め」とも述べている。
反対
弁護士の藤吉修崇氏
ゆたぼん氏の親に対して「学校に通わせないことは、学校教育法に違反する。逮捕される可能性もある」と指摘している。
高須クリニック院長の高須克弥氏
Twitterで「試験もなんにもないお化けの世界で遊んでいると常識知らずになります。学校に行く発展途上国の子供に馬鹿にされます。成人したら困窮します
https://twitter.com/katsuyatakasu/status/1124844110181912577
お笑い芸人の楽しんご氏
instagramで「馬鹿じゃない!不登校は不幸だよー!」と発言。
投稿に付けられたハッシュタグでは「不登校児」「馬鹿過ぎる」「天才」「天災だわ」とあった。
ネット
ネットでは「学校の勉強が全てではない」と同意する意見もある一方で「ゆたぼんは父親のロボットにされている」などの批判も数多く見られる。
また、YouTubeでは「ゆたぼん登録解除祭り」なるものが催されたり、低評価が多く付けられるなど、アンチが多くいる様子が見受けられる。