嵐がYouTubeを始めた理由。
ジャニーズのアイドルグループ「嵐」がYouTubeで5曲のMVを配信しました。
嵐
1999年に結成。
日本一チケットが取れないアイドルグループと呼ばれています。
ファンクラブ会員は280万人超え。2位「関ジャニ∞」の70万人を大きく突き放しています。
2020年には会員数300万人に到達するとも言われています。
活動休止
そんな日本のトップアイドル「嵐」ですが、2017年に「2020年末をもって活動を休止する」と発表。
メンバーの大野智氏がメンバーを集め「嵐としての活動を終え、自由な生活がしたい」と打ち明けた。
メンバーや事務所が集まって協議をした結果、解散ではなく無期限活動休止という結果に至ったという。
記者会見では「五人でないと、嵐ではない」とコメント
海外のファンからも驚きの声が上がった。
ジャニーズとインターネット
ジャニーズ事務所は、タレントの画像を厳しく管理していることでよく知られている。
- ジャニーズタレントが表紙の雑誌は、塗りつぶされていたり、掲載すらされていなかったりする
- ネットニュースなどでも、記事の画像がカットされている
- ネットに投稿された違反の画像を探し、削除依頼を出す子会社を作った
ジャニーズ事務所はネットに厳格なのである。
YouTubeなどの違法動画も、すぐに削除されます。
ジャニーズがネット解禁
そんなジャニーズが最近ネットを解禁しています。
2018年には所属タレントの写真を制限付きで解禁しました。
2019年には初のネット配信サービス「ISLAND TV」を解禁。
ISLAND TVを配信する子会社「ジャニーズアイランド」の社長は、滝沢秀明氏が務めています。
「嵐」公式YouTube その真意は?
嵐がYouTubeを開設したのは2019年10月9日。
最初に配信したのは5曲。
- A・RA・SHI 1999年 デビューシングル
- Love so Sweet 2007年
- Happiness 2008年
- Truth 2009年
- Monster 2010年 「映画 怪物くん」主題歌
私は思いました。
「これだけかい」
しかし、今までのジャニーズの体制からしたらすごいことです。
なぜいきなりYouTubeを開設したのか?
今まで厳しかった事務所が、何の意味もなくYouTubeを開設しるなんてことはしません。
ジャニーズ事務所はYouTubeを使って何かをするつもりです。
その「何か」はまだ決まっていないかもしれません。
「一応」開設しておいたということではないでしょうか。
広告がついていないことから、そのことが見受けられます。
ジャニーズの「これから」
昨今、ジャニーズ所属アイドルのスキャンダル報道が多くなっているように感じませんか?
事務所内権力抗争で「SMAP」という国民的アイドルグループを失い、「嵐」という新たな世界的アイドルグループも活動休止。
先日、ジャニーズ事務所の創設者でもあられるジャニー喜多川元社長が亡くなられました。
確実に言えるのは、ジャニーズ事務所の力は衰え始めているのではないでしょうか。
かつて効いていた圧力が効かなくなり、稼ぎ頭を失い、社長の交代。
今、事務所に最も必要なものは、「新しい風」です。
事務所なりに新しいことを始めようとしているのではないでしょうか。
新しいアイドルグループのデビューも決まっていると聞きます。
ジャニーズ事務所の転機となるのではないでしょうか。
この転機がジャニーズにもたらすのは、繁栄か、破滅か。
見届けようではないか。