イッテQ、度重なる炎上で視聴者離れか
日テレで放送されている「世界の果てまでイッテQ」という番組。
皆さんも、名前くらいは聞いたことがあるのではないだろうか。
そんな人気番組が、度々炎上していることをご存知だろうか。
「イッテQ」ってどんな番組?
日曜日の夜8:00〜9:00というゴールデンタイムを任されているバラエティ番組です。
番組内容を大まかにいうと、人気芸人やタレントが世界各地に行き、その国々について面白おかしく紹介するというもの。
他にも、珍しい動物や神秘的なスポットでロケを行ったりしている。
どうして炎上したのか。
お祭り男、ヤラセだった問題
そんな人気番組の企画の一つに「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」がある。
これは、芸人の宮川大輔氏が世界中のお祭りからランダムに1つ選び、その祭りに参加して紹介するというものだ。
そのほとんどが、危険を伴った祭りだが、視聴者からの人気は高く、人気企画のひとつだった。
そんな人気企画にヤラセの疑惑が浮上しました。
報じたのは、「文春砲」でおなじみ、週刊文春。
東南アジアのラオスで行われた、「橋祭り」
しかし、そのような祭りは存在しないのだという。
日テレ側は、「我々は企画したり、セットを作ったりしていない」と反論しています。
食品の無駄遣い問題
先日放送された企画でも、批判の声が上がった。
出川哲朗氏の「男の挑戦シリーズ」という企画の中で、マシュマロキャッチの高さの世界記録を目指すことになり、ニュージーランドへ。
まずは、グラウンドで生卵をキャッチし、反射神経を鍛えることに。
最初は当然失敗の連続で、成功する頃には衣装が生卵で派手に汚れることとなった。
そして場所を高さ100メートルのたて穴洞窟に移動し、マシュマロキャッチのチャレンジに移った。
まずは、1つづつ落として様子を見ていたのだが、天候が悪く、かすみがかっておりキャッチできなかった。
なかなか入らなかったため、一度に20個落とせば一つくらいは入るだろうという作戦に切り替わった。
「見にくい」という問題を解消するため、色付きマシュマロを使ったりした。
しかし、それでも口に入ることはなかった。
世間の反応は?
祭りについて
世界で一番盛り上がるのは何祭り」で巻き込まれたラオス政府は、一連の事件を問題視しているようで、対応を協議中という情報もあるくらいだ。
しかし、世間では「お祭り男」のファンも多く、
「続けて欲しい」
「面白ければ、いいじゃないか」
などと、擁護の声も見受けられる。
マシュマロキャッチについて
マシュマロをほぼ全て地面に落とし、無駄にしているシーンのため、視聴者からは批判の声が多く挙がっている。
「マシュマロがもったいない」
練習で多くの生卵も使っていたことから「食べ物を粗末にするな」といった批判が多く見られた。
「自然にゴミを捨てている」
ロケが行われた洞窟は個人の所有地で、許可も取っていたようだが、バラまかれる様子を見た視聴者は「環境破壊」と映っただろう
一連の騒動について思うこと
「最近のテレビは、肩身が狭くなったねぇ」
昨今のテレビ業界は、コンプライアンスがきつくなってきており、若者のテレビ離れを加速しているのではないだろうか。
テレビよりyoutubeなどの方が過激だし、見たいときに見られます。
企画内容も面白くないとなれば、テレビを見る人は確実に減っていくでしょう。